本屋で見るまでこの作品のことは知らなかったのですが、見た瞬間すぐ手に取りましたよね。だって、タイトルが『ブスに花束を。』ですよ。
表紙は真ん中に地味めな女の子、そして両サイドにはイケメン男子、かわいらしい女の子。表紙とタイトルが私にとって十分この作品を購入する理由になっていたのでございます。
作品紹介はコチラで↓
この作品のメインの登場人物を自分なりに語ってみる
①田端さん
リアリティあるんですよ。自分の高校時代こんな感じだったんです。女子校だったけど。共感の嵐です。田端さんとは色んなことを分かち合えるような気がします。友だちになりたいもの。
クラスでは目立つ存在じゃないかも知れんけれども、周りのことをよく見てるし、勇気あるし、気遣いもできるしすごく素敵な子です。たまに(いつも?)思考が暴走してしまうところもあるけど、それ込みでカワイイじゃない!
田端さんのお母さんが上野くんのバイト先にいって結構仲良くなっていることに、田端さんがマジで引いてるところが笑えます。お母さんは田端さんとは違っていろんなことにグイグイいくところが見てて楽しいです。
②顔も心もイケメンな上野くん
なんでしょうか、上野くんの見た目通りの容姿と人格の素晴らしさは!
誰に対しても態度を変えない。クラス一のモテ女子鶯谷さんにも、田端さんにも同じように接しますものね。(この時点でかなり高感度高いわ。)
もちろん男子と話す時も同様です。
同じクラスの高校デビューのお調子者新橋くんと、放課後店に行った時の話ですが、
中学時代のクラスメートに新橋くんが見つかっちゃって、ちょっといじられてたんですが、上野くんのさわやか砲で見事撃退したんですよね(本人は無自覚)。
でも、田端さんには違う顔を見せる時があって、それがまたかわいらしいというか高感度がアップしますですね。
いや、女子はみんな好きになるわ!!
③完璧に「クラス一のモテ女子」を演じる鶯谷さん
この鶯谷さんのことを私は(こっそり)尊敬してるんです。彼女のことを今から『先輩』と呼ばせてもらいたいと思います。
先輩はかわいくてすごくモテるんですけど、意識してカワイイ女の子を演じていて、そのための努力は惜しまない人なのです。
女子力高い女の子がよくやる(都市伝説?)「お菓子つくりすぎちゃったから持ってきた」って言うのありますよね。
先輩はわざわざ学校にもっていくためにお菓子を作るのです。そしてクラスのみんなに分けているんです。作りすぎたって言って。こんなことやってるからお菓子と料理の腕前はかなりのものなんです。すごいなぁ。
話は変わって、先輩の腹の中はかなり真っ黒なんですが、安っぽい少女マンガのヒロインのように、好きな男の前だけ猫をかぶるというチンケな真似はしません。
完璧にみんなの理想のヒロインを演じきり、なおかつ腹黒いところは誰にも見せない徹底ぶり。クラスの誰もが先輩が腹黒い女であるということは知りません。ただ1人を除いては。
こんなに自分を偽って演じきる女子高生がいるなんてほんと恐るべしです。それが私が先輩を尊敬する理由の一つでもあります。
④無表情だが、色々と鋭い五反田くん
先輩の素を見透かしてんじゃないのか?と思う人物が、上野くんの親友の五反田くんです。彼は色々鋭いです。
彼は、先輩が上野くんを好きなことを知ってただけではなく、先輩の素を引き出した恐るべき男なのです。
しかし、無表情だけど、やさしくいろんなことに気を配れるやさしい男子です。
鶯谷先輩とどうにかなるのかなぁって淡い期待をしておりますが。。。
どうにもならないかなぁ。。。
最後に
ちなみに、1巻の表紙の真ん中が田端さん、右側の男子が上野くん、そして左側のカワイイ女子が鶯谷先輩です。
そして上の写真の右側が新橋くん、左側の男子が五反田くんです。
早く3巻読みたいわ。
田端さんと上野くんの関係がどうなるか、楽しみで楽しみで仕方ありません。
けど、2人共あんな感じだからなぁ。すんなりとはいかないだろうなぁ。