先日TSUTAYAに行った時、『恋する仏像』と言うマンガが 目に入りタイトルを見て迷うことなく手に取りました。
仏像彫刻に打ち込む高校生のお話しです。
主人公の幼なじみの性格が正反対で、仏像彫刻を教わった子が、教えた子より才能が開花してしまって、2人の間がギクシャクしてしちゃったりするんですけど、これからどうなるか目が離せません。
読んだ感想は。。。
勉強になったし、あっという間に読んでしまった。面白かった。
「仏像を彫るときに"我”が出てはいけない」というところに一番食いついてしまったかもしれません。
「仏像彫刻は芸術ではない」「見る人の心が救われるように作らなくてはならない」
など、知らなかったことがたくさんで読み応えがありましたです。
巻末のページを読んで初めて気が付きました。
「この作品も『ITAN』だよ!」って。
(でも雑誌自体は読んだことも見かけたこともない。。。)
雲田はるこ先生の『昭和元禄落語心中』を読んでて、初めて『ITAN』という雑誌の存在を知りまして。
読んだことはないのだけれども、知ってる作品は何個かあって、
例えば、
『能面女子の花子さん』
『王家の子』
『テンペスト』
『その娘、武蔵』
なんかは知っていました。その時はこの作品が『ITAN』という雑誌に掲載されてるなんてことは全く知りませんでした。
検索してみたら、こんな興味深い記事がありましたよ
↑この記事2012年だ。。。
その頃から頭角を表していたんですね。
BL出身の作家さんを多く起用してらっしゃるのですね。ふむふむ。そっかそっか。
『恋する仏像』の巻末に載っていた『梅鴬撩乱』はすごく面白そうだったので、買って読むつもり。
そして、掲載作品もちょっとチェックしていこうかなと思った次第であります。