何十年かぶりに『聖闘士星矢』を読み直しています。
なかなか、先に読み進められません。
何故かと言うと、いちいちいろんなことに反応してしまって、ページを遡ったり、ウィキペディアで調べたりしているからでしょう。
前回読んでいたときは中学生のときです。
その当時とは引っかかるポイントが違ってきているように感じます。
今読み直すと「こんな話だったっけ?」と驚かされることが多いですね。
その一例を紹介します↓
『この2択がスゴイ!!女性聖闘士が素顔を見られたときに選ばなければいけない行動』
本来、女人禁制である聖闘士の世界。女性が聖闘士の世界に入るときは女であることを捨てるために、顔に仮面をつけられます。
そんな、女性聖闘士にとって仮面の下の素顔を見られることは裸を見られる以上に屈辱的なこと。
素顔を見られた女性聖闘士は、その相手を殺すか愛するかの選択を迫られるのです。
って、すごくないですか?この掟。
女で聖闘士として生きていくのは過酷なことなのですね。ホント。
この話は、シャイナさんが星矢に素顔を見られたケースです。
彼女は星矢を愛することを選んだのですが、もし素顔を見られたのが彼だったらどういう選択をするのか気になります。
城戸光政翁がスゴイ!
女性聖闘士の話も私にとっては非常に興味深いのですが、それ以上にアテナである城戸沙織さんのおじいさんである城戸光政翁のことを書きたかったのです。
星矢たちは実は兄弟であるっていうことはおぼろげながら覚えていました。
しかし、100人兄弟だということは全く覚えてませんでした。
お父さんはもちろん城戸光政翁です。
一輝はあまりのショックに、兄弟100人皆殺しにすることを決めたくらいです。
星矢たちが100人兄弟だということは友人間でもあまり話題に上がってなかった気がするのですが、スルーしてたのでしょうか。こんな重大なことなのに。
私が光政翁をスゴイと思ったのは、100人の自分の子たちを生贄として差し出したことです。(ギリシャで託されたアテナの生まれ変わりの赤ちゃんのために)
当時はよくわからなかった悲壮な決意が、この年になるとよくわかります。
彼女を守る聖闘士となって戻ってきた子どもたちはたったの10人。90人もの子どもたちは戻ってきませんでした。。。
好きすぎて作ってしまいました。
このパラパラマンガを作ってる最中に何度も心が折れましたが、なんとか完成させました。兄弟全員集合です。