頭でわかってるつもりでも、実際に目の前で見ると
思った以上の衝撃を受けることありませんか?
仕事中に遭遇した、『高齢化社会の一端』を書き記したいと思います。
頭では理解してたつもりでしたが、かなりショックな経験でした。
働いている店に一人のおじいさんが来店されました。
入ったときから「ちょっとおかしいな」と思ったんですが、
レジにいる私ともう一人のスタッフに、
「ここの住所は?」と聞いてきたので、
「◯◯◯町◯◯2丁目です。」
と答えると、
「▲▲市▲▲2丁目に行きたい」とそのおじいちゃんが言うんです。
「ここからだったら遠いですよ。」と言うと、
「いや、近いよ。歩いて行けるっちゃけん。4軒同じ建物が並んどってその中の一つ」
って強い口調で言い始めました(・_・;)
「そこの詳しい住所分かりますか?」と聞いたら、
「▲▲市▲▲2丁目」って言うんですね。
市の名前と町名が一緒なので、(福岡市福岡2丁目っていう感じ)
「間の地名が抜けてないですか?」と聞いても、
「タクシーでここまで来たので間違ってない」と
もはや会話にならず(*_*)
私は、この後ほかのお客様の接客をしたので、
直接には見てませんが
対応したスタッフの話を聞いて愕然(;・∀・)
私達は、どこかのお店に行きたがってるかと思ったら、
実は自分の家がわからないという驚愕の事実。
もう一回住所を聞き出そうとしても、
今度は「タクシーに乗ればわかる」と言い始め、
スタッフが近くのタクシー乗り場に連れて行きました。
タクシー乗り場でも、
「きちんとした住所が分からないと乗せられない」と言われたらしく、
そのことをおじいさんに伝えると、
「住所はわかる。▲▲市▲▲2丁目4-7」と答えたため、
大丈夫かなと思いつつタクシーに乗せたそうです。
これから、高齢化が今以上に進むでしょうから、
こういう事例って頻繁になるんですかねー。
こういうときは
次から警察に連絡しようと、みんなで確認し合いました。
ショックだったのが、そのおじいさん一人暮らしだそうで、
「あー(T_T)。一人で生きるってことはこういうこともあるって
肝に命じておかんといかんのか。。。。」とほかのスタッフの子と話してたら、
一言、
「その前に死ねたらいいんですけどね。。。。」
って。
恐るべし。。。。